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CAD/PDM共有フォルダにおける「操作監査ログ1年保管」と「ファイル本体保管」の分離運用設計

CADデータ(図面等)を扱う部署において、セキュリティ監査のために「誰がどのファイルに触れたか」というログは1年分必要だが、バックアップによる「ファイル本体」の保持はストレージ容量の関係で数ヶ月が限界という、保存期間の不一致が発生します。

原因と落とし穴

多くの管理者がバックアップの保存期間を延ばすことでログ代わりに使用しようとしますが、これでは不必要なデータまで保持し続け、ストレージコストが肥大化します。また、OS標準のイベントログは上書きが早く、1年分をサーバー内に保持し続けるのは困難です。

切り分け・対処手順

監査ログの外部転送: Windowsイベントログやサーバーの監査ログを、外部のログ収集サーバー(Syslog/SIEM等)へ即座に転送し、テキスト形式で1年間圧縮保管します。

ファイルのライフサイクル管理: バックアップソフトやストレージのスナップショットポリシーを設定し、一定期間経過した世代を自動削除するように構成します。

ログの整合性確認: ファイルが削除された後でも、そのファイルを過去に誰が操作したかをログサーバーから検索できる運用フローを確立します。

まとめ

「証跡(ログ)」と「実データ(バックアップ)」を分けて設計することで、コンプライアンス要件を満たしつつ、ITインフラのコスト最適化を実現できます。

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